キャリィDA63Tアクスルシャフト、ハブ交換    三田店   中井

ちくわ

本日は軽トラックのリヤデフを交換しております。

この軽トラは、先日の雪のせいで道路でスリップしてしまいました。中央の縁石に後のタイヤを強烈にぶつけてしまったようです。タイヤがすごい方向を向いてました。

ホイールやタイヤはもちろん、リヤのアクスルやベアリングを交換します。

 

今回の作業は、約2メーターの藤原が担当させていただきます。この作業は私もしたことないので興味深く観察してみました。

現在アクスル一体を外している最中です。

 

アクスルを取り外しましたね。リヤデフを外し、アクスルシャフトを抜きベアリングを交換します。

リヤデフを取り外しました。

そういや「デフ」ってよく聞きますが、正式にはデファレンシャルギヤって呼びます。内部にはまたいろんなギヤが組み合わさって、難しそうな気はしますが、実は簡単な構造になってるんですよ。

自動車のほとんどがこのデファレンシャルがついてます。このデフがなければ、自動車はまっすぐにしか走れないかもしれませんね。

車が旋回するとき、つまり交差点をを曲がったりするときに、内側のタイヤの回転と、外側の回転とが違うのわかりますか?例えば、運動会で二人三脚のときに、折り返し地点で内側の人の歩幅よりも、外側の人の歩幅のほうが大きい。

同じ歩幅だったら一生曲がれないですよね。車がスムーズに曲がってくれるのはこのデフのお陰です。これ考えた人もすごいですよね~。

整備士の試験でもよく出ましたよ。デフの構成で、各ギヤの名称の穴埋め問題とかをよく勉強したのが懐かしいです。「ドライブピニオン」「リングギヤ」、聞いた事あるでしょ!?(ないですよね)

さて、あっという間に作業完了です。

それではまた中井のマメ知識コーナーで会いましょう!!