10月に入り2週間で3つの運動会に参加し右太ももの肉離れに見舞われたワタシ。
やはり運動会とはいえナメたらあんすね(苦笑)
段ボール3段の上に発泡スチロールを乗せて走る出前競争(一番上の発泡スチロールが軽くて不安定)というバラエティ系の競争に出たときの事です。5走者目くらいだったでしょうか?!4位でバトンタッチ。意外とすぐ前の人を捕まえる事ができバトンタッチのゾーン直前にはトップ2も捉える事に成功!しかししかしその後です。右足太ももがメチャメチャ痛い。ヤッてもた〜の一言です。
バラエティ系だからそんな全速で走らないだろうと思ってたのに、抜けそうだと思った瞬間 無理してしまったんででしょうね。しかも準備運動してなかったのが余計に悪かったのかも。。 その後の競技はすべて棄権する程と言ったら大体想像してもらえるでしょうか?
ということでこの歳になってラジオ体操第一の重要性を知ったワタシでした。
さて今回はラッピングネタんですが、ちょうど3年前、デモカーとして貼ったハスラーがあるのですが、ボンネットのフィルム表面が凄い事になってまして剥がす事になったのです。ラッピングを始めて3年半ほど経ちますが、これまで剥がした事がほとんどなくガッツり剥がすのは初めての事です。
ではでは見て下さい。
はい、3年経過でこれです。置いていた状況、手入れに関してもですが少し厳しかったのかなってのもあって、ここ数か月でひび割れてきたなと思ったら本当に早かったです。ちなみに私のマイカーも同じメーカーのフィルムを貼って2年半経ちますが、全くそんな気配がないので手入れの度合いが大きいのかなと。。




なかなか進みません。
ふと良いことを思いつき端材のフィルムを上から貼って捲ると意外や意外。ポロポロ捲れてたのがビヨ~ンと剥がせるのです。 
  
  やっとのことで剥がせたボンネット。なんと1日半ほど掛かってしまいました。なんて辛いんだ
 やっとのことで剥がせたボンネット。なんと1日半ほど掛かってしまいました。なんて辛いんだ
裏のエッジにもへばり付く糊 
 



剥がしたあとは上のフィルムが白いのでなんかJ-Styleみたいになりました。
今回剥がしたフィルムはアーロンというメーカーのフィルム。ルーフは3M社製なのですが、同じ時期に貼ってこれだけ差が出るのですから3Mって凄いですね。さすが!
#MS CUSTOM By(株)みどりモータース #3M JAPAN 4-Star施工者認定店Y14082700063号





 新品パネルは前から後ろまで1本物ですが、このように部分的に交換することで修復箇所を最小限にします。範囲は狭いですが、継ぎ目がピッタリ合うようにカットするのは意外と難しいのです。それと歪が広範囲でしたので継ぎ目の面を合わすのに苦労しましたが何とかかんとか溶接完了です!
 新品パネルは前から後ろまで1本物ですが、このように部分的に交換することで修復箇所を最小限にします。範囲は狭いですが、継ぎ目がピッタリ合うようにカットするのは意外と難しいのです。それと歪が広範囲でしたので継ぎ目の面を合わすのに苦労しましたが何とかかんとか溶接完了です! そしてパテ成形、サフェーサーと続きます。
 そしてパテ成形、サフェーサーと続きます。 
  
 


 なかなかの出来じゃないですか?いつもの事ですが、ここまで到達するのに数日掛かり塗装は数時間で終わるのがなんだかあっけなく感じます。
 なかなかの出来じゃないですか?いつもの事ですが、ここまで到達するのに数日掛かり塗装は数時間で終わるのがなんだかあっけなく感じます。
 
  
 

 ちなみに推定2mのF氏が乗っている車は電動で動くオモチャじゃありません。
 ちなみに推定2mのF氏が乗っている車は電動で動くオモチャじゃありません。
 今回調色に選んだ車はよく塗っているスズキ車ではなくトヨタ ノア。            カラーは1G3というガンメタリック。
    今回調色に選んだ車はよく塗っているスズキ車ではなくトヨタ ノア。            カラーは1G3というガンメタリック。

 そしてタブレットでサンプルを呼び出し色を調合していきます。
  そしてタブレットでサンプルを呼び出し色を調合していきます。

 
   さて記念すべき第1打・・・・・う〜ん、、、ちょっとスライスでラフといったところでしょうか? ちょっと濃いです。
さて記念すべき第1打・・・・・う〜ん、、、ちょっとスライスでラフといったところでしょうか? ちょっと濃いです。 仕切り直して、さっきのテストピースを測定し最初のデータとの誤差を測定。
 仕切り直して、さっきのテストピースを測定し最初のデータとの誤差を測定。 
  測定データもかなり 誤差があるようです。
    測定データもかなり 誤差があるようです。
 データもかなり中心よりになって近づいた事を示しています。
 データもかなり中心よりになって近づいた事を示しています。

 指示量に数字が入っているところが補正に必要な原色となります。
指示量に数字が入っているところが補正に必要な原色となります。
 
  
 
 まずは目立つ歪を取り、全体的な歪の範囲を色剥ぎ
 まずは目立つ歪を取り、全体的な歪の範囲を色剥ぎ そしてノンクロームプライマーという防錆剤を塗布。これによって補修後 内側からサビが涌くのを封じます。全ての車にやるわけではないですが、今回のようにサビが付いてしまった車に効果的です。
そしてノンクロームプライマーという防錆剤を塗布。これによって補修後 内側からサビが涌くのを封じます。全ての車にやるわけではないですが、今回のようにサビが付いてしまった車に効果的です。  つづいてパテ成型
 つづいてパテ成型 パテ成型が終わるとサフェーサーです。化粧で言うベースクリームってやつですかね~?
 パテ成型が終わるとサフェーサーです。化粧で言うベースクリームってやつですかね~? 耐水ペーパー#400番~#1000番でサフェーサーの肌を整えベース塗料を塗ったときに小さな歪や境目の段差を消し次の作業へと移ります。
 耐水ペーパー#400番~#1000番でサフェーサーの肌を整えベース塗料を塗ったときに小さな歪や境目の段差を消し次の作業へと移ります。 Rrドアも付属部品を外し足付け(細かいペーパーをかける事で塗料が密着しやすいよう表面積を増やします。)
Rrドアも付属部品を外し足付け(細かいペーパーをかける事で塗料が密着しやすいよう表面積を増やします。) (調色は省略)さ~塗装です。まずはベース塗装。(ベース塗装とはその車の塗装色を指します。この車の場合はクールカーキですね!)数回の重ね吹きとボカシ塗装で旧の色となじませグラデーションをつけます。
 (調色は省略)さ~塗装です。まずはベース塗装。(ベース塗装とはその車の塗装色を指します。この車の場合はクールカーキですね!)数回の重ね吹きとボカシ塗装で旧の色となじませグラデーションをつけます。 そして仕上げのクリアー塗装。この日のブース内は34℃とけっこな暑さ。気温に合ったシンナーで希釈しても この時期は乾燥が早いので吹いている最中から表面が乾こうとし肌がガサガサになりがちなので大変です。。もちろん上手くいきましたよ♪
 そして仕上げのクリアー塗装。この日のブース内は34℃とけっこな暑さ。気温に合ったシンナーで希釈しても この時期は乾燥が早いので吹いている最中から表面が乾こうとし肌がガサガサになりがちなので大変です。。もちろん上手くいきましたよ♪ 仕上がりの写真を撮り忘れる大失態をしてしまいましたが、綺麗に直ったという事で(笑)完成です。
仕上がりの写真を撮り忘れる大失態をしてしまいましたが、綺麗に直ったという事で(笑)完成です。

 今回はほぼソリッドに近い色(メタリックも少し入ってます。)なのでパネル単体塗装で隣接パネルトの色の差をかなり追い込んでいきます。
 今回はほぼソリッドに近い色(メタリックも少し入ってます。)なのでパネル単体塗装で隣接パネルトの色の差をかなり追い込んでいきます。 
 
 
  
 

 ちなみに工具を直でかけて外すとこんな感じに色剥げを起こします。
ちなみに工具を直でかけて外すとこんな感じに色剥げを起こします。 筆塗したら・・・剥げたところがボコボコします。仮に吹き付けても同じです。せっかくディティールを出して塗ってもボルトがこんなんじゃ台無しという事です。
 筆塗したら・・・剥げたところがボコボコします。仮に吹き付けても同じです。せっかくディティールを出して塗ってもボルトがこんなんじゃ台無しという事です。






















