日別アーカイブ: 2016年4月2日

コペンL880Kバッテリー上がり     三田店   中井

ちくわ

この4月から気合を入れております中井の登場です。
さて、お客様からご用命がありました。『エンジンが掛からないの、とにかく見て!』との事。
とにかく自宅までいってきました。
現地にて、やっぱりエンジンが掛からない。どうやらバッテリー上がりですね。
と、簡単に済まさないのがこの私です。(ちょっとカッコいい?)

お客様に確認すると、先日もバッテリーが上がった。その時は、ガソリンスタンドで充電してもらった。
そこから一カ月くらいでまたバッテリーが上がった。
バッテリー自体は1年前に、新品に交換しております。
車は、週に4回程運転する。充電は問題ない状況ですね。

よし、詳しく見てみよう!

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さて、問題のコペンはこのカッコいいコンバーチブルタイプです。
電動でルーフがトランクに収納できます。つまりオープンカーに変身するやつです!
今でもいい値段してますよこのコペン。

オルタネーター(発電機)の電圧には問題ないです。バッテリーにもしっかり充電しております。

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さて暗電流を疑ってみます。めったに測定しないので、やり方ちょっと忘れてました。
ドアロックをして、常時流れている電流を測定します。通常の軽自動車は20mA程度です。高級車や、電装品が多い乗用車は50mAくらいあるかもしれません。

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出ました!100mA!
通常の5倍近い電流が、常に流れています。何時間で完全放電かは、しっかりと計算しないとわかりませんが。これじゃ、2~3日運転しなかったらバッテリー上がっちゃいますね。
問題は、この目に見えない電流をどう調べていくかです・・・。つらい

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とにかく、エンジンルームのメインヒューズから一個づつ点検していきます。
どれも大して変化が無かったので、運転席のサブヒューズボックスも一個づつ点検です。
見つけました。この30Aのでっかいヒューズです。これを抜くと一気に17mAまで下がりました。
接続先はと・・・、ルーフです。つらい

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そのヒューズから、ルーフの配線やスイッチなどを点検していきます。
このややこしいハーネスを全部見て、どこから電気が漏れてるなんて正直無理です。
ただ、パワーウィンドウと電動ルーフは同じヒューズで、コントローラーがそれぞれトランクルームにあります。
回路末端のコントローラーから見ていくとします。

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トランクを開けているので、他のランプ類も付いてるせいで174mAに上がってます。

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順番にコネクターを抜いて行く訳ですが、このコネクターを抜いた時点での電流はと。

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出ました89mA!
このトランクを開いている関係の電流を差し引くと、16mAという計算になります。

つまり、こいつだ!
電動ルーフコントローラー内部の漏電。ハーネスの途中で漏電してるとかよりも、時間的には早く判断できました。
まだまだ活躍出来る車なので、新品のコントローラーに交換します。
思った通り高額な修理になりますね。

ただいま部品の入荷を待っている状況です。もうしばらくお待ちくださいね。

正直、全てにおいて目に見えない故障は難しいですね。以前に比べたら電気的故障には強くなった方ですが、まだまだわからない事も多いです。がしかし、絶対直して見せますのでご安心ください!